圧迫面接

就活のこのシーズン、昔からよく見かける言葉が「圧迫面接」。

どこぞの掲示板でも、「あの会社は圧迫だった」とかよく出たりする。

まず、圧迫とはどういう意味だろう。

(1)押し付け迫ること。
(2)おさえつけること。
(3)威圧すること。
              広辞苑より

おそらくここでの(3)が圧迫面接のことだろう。


で、不思議なのが、なぜ面接で圧迫なのか。

主観ではあるが、ここでの「圧迫」とはその学生の主観であって、客観的にみてみるとその学生のやってきたこと、やりたいことをいろいろな方向から問い詰めていることが多い。

問い詰めることが圧迫とはいい難い。

ここで圧迫と感じる人は、おそらくその質問に対して打つ手がなくなったからだろう。


もちろん、人格を否定したり、家族のこととか触れたりする面接官は糞。


これから就活する人たちは、これさえ言えればおそらく大丈夫だろう。

  1. 自己紹介
  2. 大学時代、何をやってきたか(頑張ってきたか)
  3. 会社に入ってからの野望・希望・目標


自己紹介できない人は、普通に準備不足。
ノートに書くなどして徹底的に覚えるべき。


大学時代に何をやってきたか、最低5分はしゃべりっぱなしで語れるぐらいのネタがほしい。
むしろそれぐらいないと、話も続かないだろうし、つっこまれまくりもする。(ここで圧迫発生?w)


あとはやっぱ会社に入って何をしたいか。
このご時世なのでなんとなくきました〜とかいう人はまずいないだろう。
でも、あまりインパクトに残らなくてもそれはそれでなんか寂しいし、いざ天秤にかけられたときに傾く可能性も高い。
別に、その会社の事業の何々をやりたいとか無理にいわなくてもよい。(圧迫されるからw)
自分が社会人になって、こういう姿を目指したいというのをこと細かくしゃべれるだけでも、面接官への印象はぜんぜん違うと思う。
もちろん、そこに自分のやってきたことにつながることとかが加わると自信も加わってなお力強い。

そんな気持ちで学生さんにはこの厳しい世の中を切り抜けてほしいもんだ。

なお、上記内容をみて、そんなのしんどいから無理、考えることなんてできない、ネタなんてない、って今なお思ってる人は、その時点で負けてる。

社会人は30年以上あって長いので、それなりになりたい職業や方向性はもっていてほしい。

そうしないと、派遣とかにまわってしまい、現実に実際起きていることが人事ではなくなってしまいますぞよ。