Firefoxの普及

特に、Windows XPとともに提供されたIE6は爆発的に普及し、その結果多くのWebアプリケーションがIE6上での動作を前提に開発された。
(中略)
瀧田氏も予想していなかった、このFirefoxの大ブレーク。その背景には、当時急激な勢いで広まりつつあったブログメディアの力があった。
 「ブログでの口コミから、一般の人たちの間でFirefoxの魅力が一気に広まったんです。ブログの口コミマーケティングが本格的に出てきたのはちょうどこのころだったんですが、当時お金が全然なかった私たちにとっては、ある意味ラッキーでしたね」

普及の一番の妨げとなっているのは、パソコン初心者にとってFirefoxをインストールすることの敷居の高さ、その良さが分からないということ。
「よーわからんけどこれでインターネットできるからええやん」ぐらいの感じでIEが使われ続けるんだと思います。
だから、ある程度パソコンを使えるようになった人に対し、どれだけ簡単にFirefoxChromeに誘導できるか。
難しい問題でもありますね。