「効果」を高める二つの手段について
IT支出についての議論は、無駄な費用を減らすために必要な取り組みだが、説明したからといって金食い虫と言われなくなるわけではない。
(中略)
具体的には二つの手段がある。効果が出ていないシステムを廃止するのが一つ。もう一つは、効果を十分に発揮できていないビジネスプロセスの改善だ。日経コンピュータ 2012/3/29号 P128-129 システム化の効果を分析しよう
いくつかシステムを作ったり運用してきて思うのが、開発側が提案等をしたり、顧客側の要望をいろいろ盛り込んだのはいいが、結局使われない機能。
でも、高いお金を出したのだから削るのはもったいないと思う顧客側と、せっかく作ったのにソースを消すのは・・と思う開発側。
もう完全に負のスパイラルですよね。。
整理術に「断捨離」がありますが、絶対にシステムにも適用するべきだし、適用しないといけない。
無駄なものがあると、もっと活かさないといけないものまでが犠牲になってしまいかねない。
無駄なものを消すことで、今あるものをもっとよくする(最適化)することも簡単に実施しやすくなるはず。
まずはいろいろ消すよう、現場でも進めていこう。