グッバイ、ITエンジニア

にゃん太郎氏は、コラムタイトルでもある「ソフトウェア開発に幸せな未来はあるのか」という問いに、「現在のSIerに幸せな未来はない」と答える。
ソフトウェア開発産業は存続するだろう。しかし、開発の単価が確実に安くなっているいま、これまでと同じやり方ではSIerもITエンジニアも生き残ることができない、とにゃん太郎氏は指摘する。

言い切ってしまった・・・

ただ、これって単価がどんどん安くなったのはエンジニア人口が増えたからもあるけど、アジア系にバンバンアウトソーシングした結果、ソフトってこんな安く作れるのかと企業が学習したからかな、と思った。

では、これからITエンジニアはどうすればいいのだろうか。にゃん太郎氏は、3つの未来を提示した。

 まずは、「ITエンジニアとして生き残ることを目指す」という選択肢。しかし、この場合は「すべての工程を1人でこなせ、かつ完成まで早くこぎつけられる」のが条件だ。これまでは、開発単価がそれなりにあり、チームで結果を出すことが求められていた。しかし、現在はソフトウェア開発の単価が安くなっている。これまでの分担作業ではコストの回収が困難になるため、1人の人間が開発工程すべての業務をこなさなければならなくなるだろう。

 「ITエンジニアの道を捨てること」を視野に入れてもいいのでは、とにゃん太郎氏は提案する。もし上記のように「1人で何でもこなす」ことが無理ならば、別業界で生計を立ててもいいのではないか。「コンピュータを使う中小企業では、ソフトウェア開発の経験が有利に働くかもしれない」とにゃん太郎氏はアドバイスする。

 最後の選択肢は「独立・起業」である。Webサービスの構築なら、それなりに仕事があるだろう。しかし、この場合も「営業は向いていない」「接客は苦手」といわずに、何でもやるという意気込みが必要になる。これから先、仕事を「できるかできないか」「苦手だからやらない」で選んでいてはITエンジニアとして生き残れない。これからは、1人で何でもできる「スーパーエンジニア」になることが求められているのかもしれない、とにゃん太郎氏は語る。

1つ目の提示は上記とかぶるが、アウトソーシングが原因で開発をがっつりやってきたエンジニアはおそらくエンジニア総人口でもそういないと思うので、これまでやってきた人は出来るかもしれないけど、これからって人には厳しい選択肢か。

2つ目の提示はまあありっちゃありかもね。
ただそういうITエンジニアだけを募集している企業を探すのもなかなか難しいだろうし、おそらくちっさなことから大きなことまで全て見ないといけないから体力勝負になるかも。
#Windowsが動きません、とか、文字を入力しても上書きされてしまう(insertボタン・・)とかの問い合わせ


3つ目の提示は、おそらく一番のバクチ(笑)
だって、お金回ってないんだもん世の中。お金が出せない(無い)んもん。
そんな中で独立となると、相当なビジネスモデル、もしくは特許がないと、太平洋のど真ん中にダイブして陸を目指すようなもん・・・
独立・起業って2002年ごろのITバブル期に流行りましたが、結局あのころ独立した人たちはちゃんとやっていけてるんだろうか。。

一番の問題は、ネームバリュー。
同じ商品でも大手の商品なら大半の人がそちらを買うはず。
#個人相手なら別ではありますが、対企業の場合だと。

独立しても、数ヶ月して派遣会社に登録するってのがオチでしょう。


ご利用は計画的に :-)