小樽雪あかりの路 (Otaru Snow Light Path)

2014/2/8(土)は札幌から移動して小樽へ行きました。

目的は小樽雪あかりの路を見に行くため。
元々さっぽろ雪まつりぐらいしか見に行く予定を考えてなかったのですが、空港についてからもらったパンフレットにたまたま書かれていたので行くこととしました。

この日は朝から快晴。
関西や関東地方では大雪でワヤな状態になっていた日です。
なんか嵐から避けるようにしてやってきた気分(笑)

ただ、寒さは本州と同じような流れらしく、こちらでも平年より寒い気温でした。
しかもニュースでは今シーズン一番の寒さとか。
雪国の今シーズン一番ってどれだけ・・・

ニュースを見ると、朝は札幌でマイナス13℃ぐらいとのことでした。
ホテルを出てから一番最初に感じたのが、息をすると鼻がツンっとすることと、顔が冷気で痛い。
昔、広島にいた時に山側だったので冬の朝方はマイナス5℃とかでしたが、それとは比にならない世界。。
周りの雪とかも凍結するというよりは、前日のがそのまま残っている感じ。
まあこっちの方が滑らなくて助かります。


JR札幌駅から電車で50分ほど乗ると小樽駅に到着。
結構近いもんなんですね。

駅を出ると、札幌と違い海が近いので、風が比較的強く吹いていました。
その風が冷たい冷たい。。
しかもこういう日に限って、晴れていたので防寒着の下を着ず、ジーパン+ヒートテックにしてしまったので風の影響をモロに受けました。
防寒着は偉大です。

ちなみに今回の北海道で持ってきた防寒着は、釣りで使っているSHIMANOの防寒着。
冬の琵琶湖の寒さに耐えれるようにチョイスしたので、やはり効果絶大。
ただ、それは上下が揃っての話。。。
下がないだけでここまで寒さを感じるとは。。
ちなみに前日にさっぽろ雪まつりに行った時は、上下セットを着ていました。
なので下半身が特に寒いとかもなかったし全身もそれほど寒いと感じませんでした。
雪国では少しオーバーなぐらいの装備のほうがいいようです。

日中、どこにどのようなオブジェがあるかを下調べするつもりでいろいろ廻っていました。
やはり小樽運河は絵になるスポットの1つでした。

雪だるまや氷のオブジェも多数あり、明るいうちに見るのもいいですが夜になるとどうなるか、想像するだけでもワクワクしました。


16時頃、体が芯から冷え切って眠くなってきたので(笑)、小樽運河近くの倉庫で甘酒やらおしるこやらを飲んで体を温めました。
すると眠くなり、30分ほど仮眠。。
室内は暖かいので余計に眠くなります。


目が覚めると外も暗くなり始めていたので、三脚やらリモコンやらを撮りだして夜景撮り体制に。
最近、夜景撮りが結構自分でも好きな部類であることがわかったので、準備や撮り方もそれなりに身についてきました。

ブログ以外にGoogle+Instagram等に写真をアップしたりしますが、夜景の写真はコンスタントにいいねが付きます。
たぶん、夜景って周りの風系がほとんど見えなくなるので余計なものが削ぎ落とされ、代わりに焦点のあたっているものが引き立つからかなと勝手に思っています。
また写真の撮り方も、風系全体が見れるように撮る場合と、撮影対象にかなり近づけて撮る場合とでは見る人によって好みがわかれるようです。
Facebookの東京カメラ部などで多くのいいねを取得している写真の多くは広角系だなと最近思っています。
今回の旅行では点灯などで最悪カメラが破損するのが怖かったので、フルサイズ機は家に置いてきてもう1つの愛機、EOS60D を持ってきました。
よくAPS-Cはフルサイズに劣ると言われていますが、夜景撮りでさほど広角を意識しなければ、三脚さえあればどちらでも大差はないと思います。
(もちろん、細部を本気で見ると差はあるとは思いますが。。。)
あとこの愛機には SIGMA の 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS というレンズを付けています。
このレンズ、守備範囲が18-250mmとかなり幅広いので、遠出したりして荷物を極力少なくしたいときに重宝します。

2013年の夏に1ヶ月サンフランシスコへ行った時も、ほとんどこのカメラとレンズで撮りました。
広角から望遠まで撮れると、ほんとその瞬間に撮りたい絵がほとんど撮れます。
今だと EOS70D が出て性能もアップしてるかと思いますので、EOS 70D とこの SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS がいいかと思います。



雪あかりの路のメインは夜ですが、お昼の間に下見。



お昼御飯はお決まりの海鮮丼。
鮮度抜群。



そして小樽運河へ。


京都ではよく見る人力車ですが、雪国にもあることを初めて知りました。
客待ちしてるときが寒そう・・・




運河横にはこれまた有名な小樽運河食堂
中は食べるところはもちろんのことなのですが、昭和を思い出されるような作りになっていました。




そしていよいよ本番。夜です。
想像以上の景色がそこにありました。もはや説明は不要ですね。




運河を一通り撮ったところで体がキンキンに冷えたため、晩御飯。
夜はお寿司にしました。
12貫で2000円って結構お得だったと思います。
吸い物と茶碗蒸しを300円で付けれましたし。


そして昼の下見で気になっていた手宮線会場。
寒かったですが、とても暖かい明かりにつつまれた会場でした。


さっぽろ雪まつりというと札幌に集中しがちですが、個人的には小樽のほうが明かりをゆっくり楽しむのには最適でした。
人も札幌ほど多くありませんし。
札幌は日本人より外国人(特に東アジア)が多い気がしましたが、小樽は日本人が多かったです。
京都でいうなら、金閣寺じゃなく銀閣寺、みたいな。

小樽を満喫した1日でした。
帰りは札幌まで45分の電車旅でした。