16年間ありがとう

今日、会社から帰ると母親から一言。
「チビちゃん、今日死んだわ」と。

昨日の夜あたりから、これまで弱って全く泣かなかったのに、聞いたことのないような鳴き声をあげるようになっていました。
そのときから薄々覚悟はしてました。

チビが我が家に来たのは1995年4月。
阪神大震災のあった年、中学の友達から子犬でもらいました。
それから数年後、自分は大学のため実家から6年間出たり、会社に入っても関東に行ったりとなかなか接することはありませんでした。
でも、帰省の時に車で帰ったときは、満面の笑みとシッポを大きく振り迎えてくれました。

生まれながら脚力が強いせいか、子犬のときにプールの中で飼っていた時期があったのですが、余裕でプールから飛び出すような子でした。
もしかしたら、プールを飛び越えることが脚力を鍛えることになったのかな。

実家は幸い庭が広いということもあり、放し飼いにしていました。
うれしい時は何度も庭を走り回る、メスとは思えない活発な子。


晩年は目も白内障で見えなくなり、この1年ぐらいは足も動かなくなってきてほとんど寝たきりになっていました。
そんな状態でもよく去年の暑かった夏、そして寒かった冬を乗り切ってえらい。
途中、子宮を摘出する施術とかもあり大変だったけど、それからも元気にいてくれたね。
ほんと、お疲れ様。今までありがとうね。

天国では昔のように元気に走りまわって、たまにはこっちのことを見守ってくださいな。